SAN AGUSTIN
サン・アグスチンはHUILA(ウイラ)県のSAN AGUSTIN(サン・アグスチン)村にて契約栽培されるARABIGO TIPICA(アラビゴ ティピカ種)100%のコロンビア・コーヒーです。
SAN AGUSTIN村にはインディオの顔の石像がいくつも見られますが、なにゆえこの村に多くの石像があるのか考古学的にも世界の不思議のひとつとされています。
また、SAN AGUSTIN村はコロンビアのミシシッピー川といわれるMAGDALENA川の起点に位置し、2つのアンデス山系がぶつかりあっている所にあります。この地方では雨期が2回あり、標高1,800m以上の肥沃な土地に農園が営まれております。
陽気なカフェテロたちにより赤く熟した実だけを一粒づつ丹念に手摘みされ、すべて天日乾燥(SUN DRY)されていますので、芳醇でやわらく、しかもコクのある味わいを楽しんで頂けます。
現在、コロンビアのコーヒー樹の種類はカツアイ/カツーラ種からバリエダ・コロンビア種(直射日光をさけて日陰を作る為のシャドー・ツリーを必要とせず、病害虫に強く、短期間多収穫の品種)に移行しつつあり、栽培に手間ひまが多くかかり、収穫効率の悪い旧来の純粋なARABIGO TIPICA種は5%程度しか残っていません。
SAN
AGUSTINは契約農家にARBIGO TIPICA種だけを頑固なまでに要求し、他の品種は一切ブレンドしておりません。
昔ながらのシャドー・ツリーに守られ、じっくりと時間をかけて育てられた、貴重品とも言われるコーヒー “SAN AGUSTIN”を是非一度味わってみてください。